診療が終了した患者さんが、会計窓口に会計カードを提出したら、提出した順番に計算して患者負担額を回収します。そしてこのとき預かっていた診察券の返却を行います。
また、患者さんに薬が処方されて、投与される場合には、会計時に処方箋も一緒に手渡す場合が多いので注意しましょう。
その際には患者さんの名前と処方箋があっているかどうかの確認を、きちんと行うことも大切です。
(近くの薬局の案内や、処方箋の有効期限を伝えることなども必要になります。 )
たとえば、小さな病院などでは会計時に処方箋を渡すことになりますが、大規模病院では別に処方箋窓口をもうけていて、会計後にそちらの窓口へ行ってもらうというという形を取っている病院も多くあります。
処方箋の窓口では、処方箋に関する注意事項を患者さんにしっかり丁寧に伝えます。 また、処方箋を渡すときに注意しなければいけないのは、「病院から特定の調剤薬局へ患者さんを誘導することは禁止されている」ということです。
得に、ある特定の薬局へ行ってもらうような説明というのは、避けなければなりまん。 実際には病院のオープンに合わせて隣に薬局がオープンしたりしていますが、どちらも全く別個の営利団体で運営されていますので、例えば病院で薬局を聞かれたとき、医療事務スタッフは、「近くにはこういった薬局さんがありますよ」と案内する程度にとどめておきましょう。 病院に慣れていない人や年配の方などの中には、処方箋をどうしたらよいのか聞き返されることもよくあります。