まず医療業界では、「週休2日制」というのは、半数以下というのが現実です。週休制の割合を見ると、
・ 週休2日制 | 30・1% |
・ 4週6休制 | 22・8% |
・ 4週8休制 | 16・9% |
・ 月2回2日制 | 14・0% |
・ その他 | 16・2% |
となっています。
医療機関に勤める事務職員の休日は、日曜・祝日・休診日というのが一般的ですが、入院施設のある病院などでは、休診日や日曜、祝日にも業務があり、医療事務も必要となってきます。
医療事務の休みの割合は一般企業に比べ少ないですが、主に女性が多く働く職場であることから、福利厚生、特に産前産後の休暇や育児休暇などは充実しており、長く安定して働きたい女性には魅力的な待遇です。
また、病院は年中無休、24時間体制の勤務が一般的ですので、場合によっては、土日出勤もあります。医療事務も、休みは交替でとっているので、土・日が必ず休日になるわけではなく、年末年始も交替で勤務することが多くなります。
さらに月末から月初めの数日間はレセプト作成で忙しくなるため、どうしても残業になりがちです。 ただ医療事務は、常勤や契約社員、パートタイムなど、勤務形態の自由度は高く、景気に左右されずに一生続けられる仕事なので、家事や育児との両立を考える女性にはとても人気の高い仕事なのです。